この夏の猛暑により多くの農家の方々から収量、品質は良くないだろうと聞きます。。。先日の我が家の乾燥機(26年目)、籾摺り機(19年目)の点検でいつ壊れてもおかしくないということ、自分も分かっていました。よく持ち堪えたと思っています。。。繁忙期に突然動かなくなったら右往左往して大変なことになります。採算からして買い替える気は以前から考えていませんでした。稲作は新宅の田んぼを受託していても、中途半端な耕作面積です。設備投資して向こう20年使えてもボクも78歳に。何よりも作業所が築50年近くであり建物自体も持ちません。家族相談をし、稲刈りは組合さんにお願いしておりますので、今年からJAカントリーエレベーターに出荷し作業を委託することにしました。他の農家さんにも話しましたが、決断は正しいとおっしゃってくださいました。23歳で結婚し教えてもらいながら35年、寅爺ちゃんも稲作はボクの代までと理解しています。とは言っても、農業を止めるのではありません。苗作り、トラクター作業、田植え、草刈り等は当面続けていきます。これらの作業も場合によっては規模縮小の方向も考えなければなりません。これ以上米価が下がらないことを祈っています。なんだ、自分で米ごしゃいをしないでカントリーに出すだけの話しかと思われるかもしれませんが、最後の収穫の喜びが失せてしまうことが残念です。。。家内の励ましの言葉で気が楽になりました!!