いろんなご意見があって当然ですが、橋下市長の小学生の留年問題。
1年間まるまる留年ではなく、下の学年で再勉強という発言になってきましたが。。。
小学校義務教育とは、お勉強だけをするわけではありません。遊びが大事であり、
運動が大切であり、友達を作ることが重要なのです。

仮に、留年でなく、短期で降級させて勉強させた場合でも、今の学校現場ではいじめが発生するでしょう。運動や遊びが上手で下級生からも尊敬されていた子供さんが、突然軽蔑されることもありえるのです。
年単位の留年なんてとんでもない。。。昨今日本では、地方の生活ぶりが見直されてきています。なぜなら、押合い祭にみられるような、社会に出ても、ちっちゃな頃から同級生という「絆」があり、互いに支え合っている。。。集落の年中行事でも、6年生は最高学年なんだから、しっかり1年生の面倒をみなさいという、縦社会を根付かせながら、互いに協力して生きていく必要性がコミュニティーの柱となっています。

留年のような橋下市長の考えは、そうなった子供たちを、バッサリと切り捨てることになるのではないでしょうか?

そんなことよりも今しなければならないのは、あくまでも文武両道という精神で、まずは各学年の中でしっかりと競わせることです!優劣に対して免疫力を付けさせることです!「皆平等!」などといった聞こえだけは良いが、子供のためになっていない教育を改革することが先決であり、現在の教育方針が変わらない中での、ピントのずれた「下のクラスに行って勉強させる」・・・などは愚の骨頂と思います。