・・・同級生に叱られたことがある。鮮明に覚えている多聞青年団最高幹部・浦佐祭りの当日に神である小島団長にだ。救護係長であったボクだが、祭りが佳境に入り、堂内の裸押合いはぎゅうぎゅう詰めであった。救護係長は医師、看護師と共に救護詰所におり一歩も出てはならない。ところが、団員が詰所に来た。トントンとノックが鳴り「失礼します!堂内で人が倒れていて起き上がれる状態ではなく危険です!」ボクは気が動転してしまい、自ら堂内に行って割って入り救護した。押合い者の中の先輩であろうと「一緒に助けろ!」と命令ができる。この時は最高幹部の法被を着た威力は凄い!と感じていたのだが。。。係長の行動は一見間違いでないようだがイレギュラーだった。厳格な決まりごとがあった。堂内へ向かうのは次期係長であること。そして、次期係長と交代して救護結果を速やかに団長席に行って報告すること。この手順が間違っていたのだ。普段、上下関係のない同級生ではあるが、多くの関係者がいる中で団長に叱られた。当然のことだ。浦佐の祭りごとは厳しい!その頃のボクは呑んでは、同級生たちに「俺を酔いつぶせるもんならつぶしてみろ!」。。。と言っては必ず最後はつぶれて爆睡し迷惑を掛けていた。。。ボクらの頃は団員が150名ほどいた。しかし、今や実働部隊は30名程度だ。このような中で祭りを仕切らなければならない最高幹部たち。その人たちに対して、昔のことを振りかざして、単に講釈するだけではいけない!建設的なアドバイスと協力こそ彼らにとって最も必要とされていることを忘れてはならない。。。

最近のコメント