自宅本家の裏側に位置する蔵は、築何年かはハッキリしていません。屋根は7年前に
張り替えましたが、著しく老朽化が進みました。左側の壁面は土壁が崩れて壁板が歪んで
いるのがわかります。今や蔵自体の必要性が失われきており、その数は減少の一途を
辿っています。あの中越大震災にも耐えてくれたこの蔵をどのようにしたらいいのか家族
会議を何回もしました。全員一致で「再生して残す!」こととなり、その改修方法の選択は
私に委ねられました。 サンニンノカイギデオオゲサナ┐(‘~`;)┌
我が家の蔵

木の壁板は朽ちてボロボロです。その内側は土造の外壁と、内壁の2層になっていますが、
外壁は完全に崩れています。これほどにまでなって修復可能なのでしょうか?
崩れている

棟梁曰く、画像のような蔵の戸前の部分が、せいがい造りになっているのは珍しいとのこと。
戸前

本日4日は、大安吉日。石田工務店さんのひとつ後輩・幼馴染みの棟梁が、塩とお神酒で
清めます。崩れてきてケガをしたなんてことのないようにお願いします。
塩とお神酒でお清め

朝の確認の打ち合わせ。寅爺ちゃんは、私が決断した平成の大改修に喜んでくれています。
棟梁
どのように生まれ変わるのか、職人の技を、とくとご覧頂けるようにアップして参ります!!