甚大な震災に「神も仏も無い!」と嘆きたくなる心中は痛いほど理解できます。
しかし、神仏を恨むことはタブーです。そして、信じる心を捨てることも。。。

被災地では様々な宗教、宗派の垣根を越えて、僧侶や神父が被災者の
心のケアにあたる取り組みをされております。(4/15毎日新聞掲載より)

自分が大ピンチに陥った時、思考回路に支障をきたします。そんなとき
目の前にいて話を聞いてくれる人が必要です。家族でも良し、友達でも良し、
そして宗教者でも良しなのですね。
生きる力を高めるため、そして深い心の傷を浅くしていくために、悲惨なことばかりを
深く考えずに、神仏の存在に対してゆったりと身を委ね、そして祈ると言ったら
いいのでしょうか。。。(心の動揺が大きいため、非常に難しいことは百も承知の上で。。
しかし、宗教の最大の良いところは、良い意味でのマインドコントロールと思います。)

神仏は人に罰を与えるわけではないと考えているのに、一方でカネ儲けのために
マインドコントロールする新興宗教には「必ず天罰が下る!」なんて言っている自分が
いたりしますが。。。あ~ぁ矛盾。