・・・気温が低いですね。圧雪の道路を走っていたら前には黄色の車、向こうから大きな除雪車が右側通行で来て左によってボクたちとすれ違って行った。除雪車の後ろにはユニック付きの大きな車が。。。除雪車の残雪で上手く動けずすれ違えない。でも両端30㎝あいているから前の車が進めばいいのに一向に動かない。。。しびれをきらして車から降りたらお婆ちゃんが「タイヤが滑って動かんがだて~」と半泣き状態だ。四駆じゃないんだね。
するとユニックのおにいちゃん(30代半ばかな?)が下りてきた。丸坊主でいかつい顔とでかい体だ。。。まさかキレるんじゃ?
しかし違った。「どうしたんですか~?、あ~、滑るんですね~。二人で押しましょうか!」満面の笑顔だ。「お婆ちゃん、タイヤが右に向いてるからハンドルを切ってタイヤを左方向にしてくださ~い。押しますから動いたらそのまま行っちゃってくださ~い」。。。おいおい外見と全く違うじゃん。
二人で押して何なくクリア。ボクに向かって「この間で通れますか?」。。。ボクは「絶対大丈夫!」と言って二人とも車に乗り込んだ。すれ違う時にクラクションを互いに鳴らし、おにいちゃんと目が合って手を上げた。。。何か胸がキュンとした。。。あれ、おかしいぞ。ボクは行司のような趣味はないはずだけど、こんな気持ちになるなんて。。。もしかして(笑)