一代年寄の大鵬さんが亡くなりました。ご冥福をお祈り申し上げます。昭和35年頃は
「巨人、大鵬、卵焼き」と言われるほどのヒーローでした。
NHKの視聴率もたいへん高く、相撲人気の時代を物語っています。

昨日、千秋楽を待たずに日馬富士関の優勝。おめでとうございます!しか~し、
またモンゴルに持って行かれたと、心中穏やかではありません。

いまや視聴率は一桁台でしょう。入場者も半分も入っていないのではと感じます。
相撲好きの私ですが、贔屓にしている日本人力士が「あ~、今日も負けたか。」と
なってしまっては、自然と関心も薄れてしまいます。

外国人横綱と互角に戦える日本人の横綱がほしい!です。50年頃には「江川、ピーマン、
北の湖」と言われだ時代がありました。子供が大嫌いな筆頭ピーマンはさておき、実力が
ありすぎる上、ふてぶてしい態度で嫌われ者の象徴です。何事も目立つことは大事です。

日本人力士のヒーローの対立軸にヒール的外国人力士がいれば盛り上がります。
相撲界の体質やあからさまな八百長などの問題もさることながら、お客にとっては
どう楽しませてくれるか!
ですから、スポーツであり興行であり見世物なのです。

野球ではWBC優勝で人気が上向きました。世界で一番になれば自ずと大人も子供も
興味を示します。ですが、今やスポーツでは野球が一番と言えませんね。
「サッカー、ラーメン、AKB?」と国民の人気・関心どころから、力士はいっつに消えているようです。(苦笑)

ゆくゆくは相撲好きのものはオタク扱いされ、いや、もっと良い言い方で「通だね~」と
。。。そうなっても、あんまり嬉しくないです。(笑)