昨日のブログでの
>選挙制度、小選挙区比例代表並立制から中選挙区制に戻した方が良いかもしれません。
について触れてみたいと思います。
私の理想は二大政党制、もっと言えば大連立を組んででも、安定した態勢で問題が山積して
いる国政に取り組んでもらいたい。
しかし、現状は酷い状況です。こんな混沌とした世になっても、バッチのために議員達は城(党)変えをしたり、新しい城を作ったりしています。
小選挙区は実質1対1の戦いですから、本来選挙基盤のしっかりした大きな政党、民主、自民との戦いとなります。したがって社民、公明、共産などは当選しにくいので、比例を設けて政党への得票によって議席を与えようということで、少なからず議員を輩出できる制度です。
1対1といっても実際には少数政党を含め3人、4人の候補での選挙となりますので、平均で40%台の得票で当選しています。残りは全て死票となり民意が反映されないので、比例の存在意義があると主張しています。
今回の衆議院選挙では多くの政党が乱立して、1区に1人の当選のために候補者選びに苦労していますが、同時にそこで負けた場合の比例の重複候補者選びにも右往左往しています。

これほど国が安定しておらず、雨後のタケノコのように政党が乱立している状態では、
小選挙区制度はいかがなものか
と思ってしまいます。そもそも二大政党制を視野に入れた
選挙制度ですので。
中選挙区ではかつて旧新潟3区では自民の田中氏、櫻井氏、渡辺氏、村山氏に社会党の三宅氏の5人が当選するという態勢でした。市会議員や県会議員経験者の叩き上げ?の候補者が出馬しやすい利点がある半面、同じ党での戦いになるので、選挙では格段にお金がかかります。

現在は大政党の自民と小政党の社会、共産ではありませんので、中選挙区に戻した時にどうなるのでしょうか?3~5人が当選出来るのですから、民主、自民、維新、未来、みんなの党
など、どの政党もチャンスが出てきます。比例では政党を選ぶと言っても、名簿順位の顔触れ
は党が勝手に決めますので、しっくりしません。死票が少なく、キチンと候補者に投票して
決めれるのが中選挙区の利点
と言えます。

どちらの選挙制度が良いのかわかりませんが、しばらく続くであろう多党乱立と連立政権を考えると今回の選挙で小選挙区の弊害がクローズアップされるかも知れません。
まとまりがなくなってきましたのでこの辺で。(苦笑)
                               これからも勉強していきたいと思います。