自民党は城を明け渡せ!と言わんばかりに戦を強調しています。
しかし、戦をしたいのは、「貧すれば鈍する」懐具合の苦しい自公野党の議員であり、
今回ばかりは国民の多くが戦に興味を持っていないでしょう。
国民に目を向けず、今か今かと「一日千秋」の思いで解散総選挙を待っているのか!

マニフェスト違反か否かの手続き上の理由のみで解散選挙をするべきではありません。
本来選挙とは、政策のぶつかり合いで有権者に信を問うものです。しかし、
消費税増税しかりであり、解散総選挙をしたとて双方の政策の違いが明確でなく、
有権者は困惑してしまいハッキリ言って迷惑です。
政策が似通っているということは、毎日新聞のように「協議は十分可能では?」と
なるのは当然です。つまり、解散する前に与野党で協議し、結論を出すべきことが
山積であり、国民はその生活に直結する結論に興味を示しているのです。

無駄を省き、身を削る(国民から支持される)事が先であり・・・消費税増税(不支持される)は後からと言うのは国民感情です。しかし、この国民が嫌がる(不支持政策)ことを自民党時代からだらだらと先送りしてきました。自公は政権を奪還しても、結局支持率を気にして「景気が回復するまで増税しません。」とか「もっと無駄を削減してから増税を!」とか言い出すのではないでしょうか?
小泉、安部、麻生、福田、鳩山、管など歴代首相はダラダラ首相で全く先に進めませんでした。財政再建の意気込み、本気度、その点だけは野田首相は違うように感じます。まあ、贔屓目に見ても崖っぷちですが。。。(何であの人が〇衛〇臣なのか、理解に苦しみます。)

但しここで問題なのは、消費税増税とは悪い意味で消費抑制効果となり、経済(景気)は減退することになりかねません。
従って、増税する前に「デフレ脱却」の対策を講じないと困ります。と申し上げたいのです。
ところが、デフレ脱却の手法を調べれば調べるほど、ほとんどが「財政出動」となります。
国民は事業仕分けに始まり無駄の削減には納得するが、税金を使う・借金をするという
出動はバラマキと結論付け支持しません。さりとて、支持されないから、票が取れないからと言って、早急にやらなければいけないことを・・・また、ダラダラと先送りしていたら、景気なんていつまで経っても回復基調に乗りません。

デフレ脱却に対して必要な施策が、国民ウケしないのであれば尚のこと、与野党が一枚岩で国民に対し、説得にあたらなければならないのです。(一生末生に手を取り合えとは言いません。震災復興を含んだ今位はせめて・・・国民の立場になって本気を出せ!)
国の協力体制が築かれてこそ、国民は安心し納得するのです・・・協力体制が築けない
なら、与野党どっちの話も「俺らのためでなくて、あんたら議員、官僚の事情でしかねェ~じゃないか!!」となると思います。貴方がたはどちらも信用・信頼が欠如しているのですよ!

知識不足、経験不足の民主と反省しきれていない解散重視の自公は、歩み寄れっこないのか・・・なら、勝手にイサカイでもしてな!・・・とも言ってられない。(苦笑)