こんなことがあるのか。。。あるのですね。。。全てを受け入れなくてはなりません。
一人娘の秋の陸上県大会(ビックスワンスタジアム)がありました。走り幅跳びに出場です。

ビックスワンスタジアム

県内4地区で勝ち上がった40名の出場者。顔見知りの選手ばかりです。
(左側の列の一番後ろ。)
40名の出場

結果から申し上げます。北信越出場権は4位まで。。。なんと、1㎝差で惜しくも5位でした。
予選

予選でも5位。決勝に向けトップ8がスタンドの人たちに紹介されます。
一番ちっちゃいのがわかります。トップ8

決勝の4本目で3位に躍り出たんですけど、その後の5、6本目で2人に抜かれてしまいました。まさか、1㎝差の逆転劇とは思ってもみませんでした。
決勝

帰りの車の中の二人はしばし沈黙です。車中のツブヤキ君が、助手席の
ツブヤキかあさんを見ました。目が真っ赤で涙を流しています。
(夫)「大丈夫か?。。。」・・・(妻)「。。悔しすぎる。。。娘のことを考えるとね。。。」・・・
もらい泣きしそうになった。。。
(夫)「今、娘はどうなっているんだろう。。」・・・(妻)「思いっきり泣いているでしょ。。。
泣き切って、元気で帰ってきてほしいね。」・・・(夫)「そうだな。。。じゃぁ、俺たちも、
もうやめにしよう。」・・・(妻)「そうだね」。。。二人に笑顔が戻り、元気にふるさと村
で買物をして帰りました。

帰宅後家内は娘を迎えに行きましたが、娘は終始無言だったようです。今は言葉をかけず
そっとしておこうと思ったようです。その頃、私は晩酌しながら、この日のことを詳しく寅爺ちゃんに説明していました。帰宅後の娘の展開が二人とも読めず、ビクビクしていたんです。やさしくも気の強い娘ですから。。。すると玄関で(娘)「ただいま~」と声が。。。来た来たと緊張が走ります。
二人ともぎこちなく「おかえり~」と返し、娘は即座に「いただきま~す」と夕飯を食べ始めました。。。半分安心した二人は、陸上の話は一切避け、相撲の話で場を盛り上げるしかありませんでした。。。
夕食が終わり男緒が場を離れたところで、娘は家内に口を開き、いろいろと話し始めたそうです。やっぱり最後は母親ですね。

本人は全く納得してませんが、親からすれば、中越で2位、県で5位ですから、思いっきり褒めてやりたい。
まだ、陸上人生が終わったわけではありません。来春の大会には北信越に連れてってくれるはずです。

とにもかくにも、こんなドラマティックな勝負を見せてくれる娘に感謝したい。ありがと。