事務所南側でありながら、ガンガンに凍っています。凍りつく窓まわり

氷柱(つらら)ができていますが、これではまだ細くて小さい方ですね。
凍りつく窓まわり②

自宅の坪庭もすっかり埋もれています。
積雪がすごい

氷柱(つらら)と言って思い出すのが、子供の頃、家と家との間で、北風が吹きこむところには、軒先にものすごい大きさの氷柱ができました。
その下は雪の山になっているので容易に手に取ることができます。
小学校の下校時には、その氷柱をゲットして、「トゥ~!ヤァ~!」と言いながらの「刀ごっこ」が冬の遊びであり風物詩でした。

さぁ~て、今日も始めましょう、、昔話を。。。。

原則は折れた方が負けです。刀ごっこが何でこんなに楽しいんだろう。。それは、一概に氷柱が大きければ勝てるというものではないからです。相手の剣とあたる場所、角度、そして氷同士の微妙な強弱の加減が重要です。
戦いのなか、先っぽが折れた位では「まだ、戦えるぞ~」と負けを簡単に認めません。何回も折れ、すでに、握った手から数センチしか出てないのに、まだ戦えると言いはる相手には、目に涙が溜まっているようなら、かわいそうなので特別に情けを与えます。
一方で情けを与えてもらいながら、いきなり最後の切り札の如く、自分の剣を大事にしないで、折れては調達、折れては調達で、やみくもに相討ち狙いをするのは許しません。
こうなってくると、もはや戦う敵と認められず無視されてしまいます。子供の遊びと言えど、厳しいところがあるんです。

やはり、なかなか折れず、素晴らしい剣はあるのですが、「俺の剣が最強だ~!!」と言いながら、得意気に振り上げた瞬間にツルッとスベリ、無残にも落としてしまった時の切なさは、経験した者にしかわかりません。
そのくせ落とした時は、割れた氷柱を蹴り飛ばし、「フン、こいつは、大した剣ではなかったな。」と未練と悔しさを隠しつつ、「早くせねば」と次の氷柱探しに向かいます。
しかし、すでにあらかたの強そうな氷柱は取られてしまい、振り向けば二刀流の者まで待ち構えています。
完全に戦況が不利になっています。。。ここで戦意喪失。。。そこで究極の選択に出ます。・・・「な~、そろっと、やめようぜ~!手もちびてェし~、暗くなってきたっけそぉ~。」って勝手に理由をつけ戦いを放棄し、まだまだやる気満々の面々を置いてけぼりにし、スタスタ歩き始め・・・ジ・エンドです。。。(なんか、超やな感じの子供だな~。ジャイアンみたいな先輩がいたっけなと、自分ではないことをアピールしておかなければ、誤解を招くことに。。。)・・・  今の子供たちもやってますかね??「つらら刀ごっこ」を。。。

つららを手にしてみました。かなりショボイ大きさです。これでは、岡っ引きの十手にも
なりません。大きいものはないかと辺りを見渡すのは、子供の頃と一緒ですね。
氷柱(つらら)

今日も、お読みいただきありがとうございました。戦いの経験のあるお方は、
どんな立場になっていましたか?ジャイアン、、、スネ夫・・・もしかしてのび太??